インテル、7100番台のデュアルコアXeonを発表

インテルは8月29日、エンタープライズサーバ向けのデュアルコアXeonプロセッサ 7100番台の価格を発表した。

» 2006年08月29日 16時43分 公開
[ITmedia]

 インテルは8月29日、エンタープライズサーバ向けデュアルコアプロセッサ製品群「デュアルコア インテルXeonプロセッサ 7100番台」(開発コードネーム:Tulsa)を発表した。7100番台のプロセッサは8種類で、同日より量産出荷を開始した。

 Xeon 7100番台はNetBurstアーキテクチャーをベースとしながらもトランジスタ設計を改良することで高い性能と低消費電力を両立させており、従来のシングルコアXeonプロセッサMPと比べて最大2倍の性能、消費電力当たりの性能では約3倍の向上を実現した。同社では、特に仮想化によるサーバ統合やデータベース、ERP(統合業務パッケージ)、CRMといった性能と信頼性が求められる分野に最適だとしている。

 プロセッサの価格は次のとおり。

製品名 価格(1000個受注時) 動作クロック数 FSBクロック数 TDP(熱設計電力) L3キャッシュ(MB)
7140M 22万9000円 3.40GHz 800MHz 150W 16
7140N 22万9000円 3.33GHz 667MHz 150W 16
7130M 16万1000円 3.20GHz 800MHz 150W 8
7130N 16万1000円 3.16GHz 667MHz 150W 8
7120M 13万6000円 3GHz 800MHz 95W 4
7120N 13万6000円 3GHz 667MHz 95W 4
7110M 9万9000円 2.60GHz 800MHz 95W 4
7110N 9万9000円 2.50GHz 667MHz 95W 4

 Xeon 7100番台では最大32プロセッサまで拡張できる。製造プロセスは65nm。同プロセッサ群の搭載サーバは、富士通、IBM、デルなど世界各国の40社以上のコンピュータメーカーやチャネル企業から順次投入される予定。

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