IBMは、サーバレベルで集約されたパーソナルコンピューティングを実現し、エンドユーザーがいつでも、どこでも、アプリケーションや情報へ安全にアクセスできるサービス・プロダクトを発表した。
IBMは米国時間の10月31日、企業が仮想化技術を活用して、オフィスにおけるIT利用を簡素化にするサービス・プロダクト「Virtual Infrastructure Access」を発表した。サーバレベルで集約されたパーソナルコンピューティングを実現し、エンドユーザーはアプリケーション、情報、およびリソースへのセキュリティに優れたアクセスが可能になるという。
今回発表されたサービス・プロダクトは、従来の工数ベースのサービスを、製品に類似した方法で提供する、というIBMの戦略を具現化するもの。IBMでエンドユーザーサービスを担当するバイス・プレジデント、ジョン・ビゼンティン副社長は、「IBMは、エンドユーザーの成果や生産性を向上できる複数のエンドユーザー機器やソフトウェアプラットフォームを統合、導入、そして管理することで、企業のエンドユーザー環境の最適化を支援する。同時に、ITスタッフが雑務から解放され、新しいビジネスの価値の創出に注力できる環境を作ることができる」と話す。
IBMはまた、エンドユーザーコンピューティングの簡素化を求めている企業に向けて、以下のような2つのサービスも発表した。
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