VMware、仮想アプライアンスのマーケットプレイス開設

300を超える仮想アプライアンスをダウンロードできるマーケットプレイスのほか、認定プログラムも立ち上げられた。

» 2006年11月08日 12時10分 公開
[ITmedia]

 仮想化技術を手掛ける米VMwareは11月7日、仮想アプライアンスのマーケットプレイスと認定プログラムの立ち上げを発表した。

 仮想アプライアンスは仮想マシン内にパッケージされた、すぐに実行可能なアプリケーション。VMware Infrastructure、VMware Server、VMware Playerで実行できる。

 VMwareのマーケットプレイス「VMware Virtual Appliance Marketplace」は顧客に300を超える仮想アプライアンスを提供する。提供されるアプライアンスはコラボレーション、電子メールセキュリティ、エンタープライズアプリケーション、ファイアウォール、侵入検知などさまざまだ。顧客はアプライアンスをダウンロードして利用できる。

 また同社の認定プログラム「VMware Virtual Appliance Certification Program」は、ISV(独立系ソフトベンダー)にパフォーマンスとユーザービリティのためのベストプラクティス、検証テスト、実装フィードバックを提供する。ISVはこのプログラムを通じ、自社のアプライアンスにお墨付きを得られる。現在Red Hat、Ubuntu、Zeusなどのベンダーが認定付きの仮想アプライアンスを提供しているという。

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