沖電気、中小オフィスで本格的なIPテレフォニーが構築できるIP-PBXを発売

沖電気工業は、最大512回線のSIP端末を収容できるIP-PBXを発売した。

» 2006年12月26日 11時37分 公開
[ITmedia]

 沖電気工業は12月26日、最大512回線までのSIP端末の収容に対応したIP-PBX「IPstage EX300 リリース2.0」を発売した。中小規模事業所で、本格的なIPテレフォニー機能を経済的に導入することができるという。

IPstage EX300 リリース2.0 IPstage EX300 リリース2.0

 新製品は、無線LAN/携帯電話デュアル端末やSIPソフトフォン、PHS、高音質IP多機能電話機、高音質デジタル多機能電話機など40種類の端末をアダプターなしで導入できる。2006年10月に発売した小規模オフィス向けIPビジネスホン「IPstage MX/SX」とアーキテクチャを統合し、最大512回線までの収容が可能になった。SIP端末の増加に合わせて、柔軟にシステムを運用することができる。

 同社のテレビ会議機能「Com@WILLソフトフォン」を利用することで、最大4人までのテレビ会議が可能なほか、同ソフトを使ってMicrosoft Dynamics CRMやOutlook、イリイのBIG顧客管理Proとも連携できる。連携可能な業務アプリケーションは順次拡大していくという。

 標準価格は、100回線の場合で600万円(税別)から。今後3年間で1万セットの販売を見込んでいる。

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