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» 2007年02月28日 18時47分 公開

日本ユニシスがTOBによるネットマークス買収の意向を表明、ICT事業強化へ

日本ユニシスは、住友電気工業傘下のネットワークインテグレーター、ネットマークスの株式を公開買い付けで取得すると発表した。

[ITmedia]

 日本ユニシスは2月28日、ネットワークインテグレーション(NI)を手掛けるネットマークスの株式および新株予約権を公開買い付け(TOB)で取得することを発表した。買い付け期間は3月5日から4月12日までの28営業日、買い付け価格は1株当たり8万300円、新株予約権は1個1円で、買い付け予定の株式は8万949株。

 日本ユニシスによるネットマークス買収は、28日付の新聞にて報じられている。ネットマークス側も株式公開買い付けについて賛同の意向を表明しており、買収は決定的になるとみられる。ネットマークスによると、2006年の7月ごろから両社間で買収にかかわる協議が進められていたという。

 ネットマークスは住友電気工業(住友電工)傘下のネットワークインテグレーターであり、ネットワーク機器の販売を手掛けるほか、IP電話システム構築を始め、検疫ネットワークや情報漏えい対策といったセキュリティソリューション、VoD(Video on Demand)ソリューションに強みを持つ。

 基幹系システムのシステムインテグレーション(SI)が主力の日本ユニシスは、NGN(次世代ネットワーク)に向けたICT(Information Communication Technology:情報通信技術)ビジネスの強化を急務としている。すでにNI子会社にユニアデックスを有しているが、ネットマークスのインテグレーション力を結集することで「次世代ネットワーク関連ビジネスの需要拡大を踏まえ、SIをベースにNIを一段と強化する」(同社)考え。

 なおTOB成立後、ネットマークスがユニシス傘下に入った場合も住友電工は発行済み株式総数の6%に当たる1万491株を保有する。また、ネットマークスの筆頭株主変更を条件に、同社の子会社で、住友電工グループ向けにネットワークサービス、回線インテグレーションを行ってきたスターネットについて、ネットマークスが保有する株式3920株を住友電工に売却する。

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