KDDIとユニアデックスが提携、「切り分け不要」のネットワーク／サーバ構築サービス

KDDIとユニアデックスは包括的に業務提携し、LAN、WAN、データセンターの設計・構築から保守までをワンストップで行う企業向けサービスを開始する。

[ITmedia]

　KDDIと日本ユニシス子会社NIerのユニアデックスは2月19日、包括的な業務提携を行い、企業向けにデータセンターやネットワーク環境を構築するサービスを共同展開していくと発表した。4月からLAN／WAN構築などのサービスを開始する。

　この「企業向けICTソリューションサービス」は、企業向けのネットワーク通信環境やセキュリティ、データセンターシステムの設計・構築から運用・保守までのサービスをKDDIとユニアデックス両社で窓口を一本化して提供していくもの。これまで、ハードウェアやOS、WAN、LANと、システム要件や環境ごとに複数のベンダーが行っていた運用・保守をワンストップ化、切り分けを不要としたことが特徴。それぞれが得意とする分野でのノウハウと商材を生かす。

　具体的には、WAN／LAN／サーバの構築・保守・運用を一体化するソリューションサービスなどを提供する。4月から販売を開始するサービスは次の5つ。

1. WAN／LAN/サーバ一体構築・運用
2. セキュリティソリューション（ポリシー運用、検疫ネット、モバイルセキュリティ）
3. ICT資産管理ソリューション（PC／ログ管理、OAヘルプデスク）
4. IPコミュニケーション（IPセントレックス／モバイルセントレックス）
5. データセンターソリューション（マネージドサービス、ITIL対応サーバ監視、バックアップ）

　両社は今後もサービスを拡充していくとしている。