東芝コミュニケーションシステムサービス、アバイアのSIPテレフォニーシステムを導入

» 2007年03月20日 20時53分 公開
[ITmedia]

 日本アバイアは3月20日、ビジネスパートナーである東芝を介して東芝コミュニケーションシステムサービス(TCSE)にSIPベースのIPテレフォニーシステムを納入したことを明らかにした。

 このIPテレフォニーシステムは、「Avaya S8720 Media Server」「Avaya G650 MediaGateway」「Avaya SIPEnablement Service」で構成される。TCSE本社では、IPテレフォニーシステム2組を設置して冗長化し、オフィスには東芝と日本アバイアが日本企業向けに共同開発したSIP電話機「SP-1020」を導入した。

 今回採用されたシステムはレガシーPBXで提供されていた機能性、操作性を完全に踏襲しながらIPテレフォニーならではの短期導入、移設・増設時のコスト削減を実現し、かつ携帯電話連携などの先進的なユニファイド・コミュニケーション機能を利用可能であることが高く評価された。また、本システムは2005年8月に東芝本社ビル(約1万2000回線)に導入されており、高信頼性が実証されている点も評価された。

 東芝とアバイアで共同開発したSIP電話機「SP-1020」は、発着信履歴表示、通話履歴ダイヤル、個人電話帳などの業務効率を高める機能に加えグループ代表機能など日本のオフィス環境に特有の機能にも対応しているため、デジタル電話機の使い勝手を踏襲しながら業務効率を向上させることが可能。

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