Sun、アプリケーションサーバ「GlassFish v2」のβ版を公開

Java EE 5アプリケーションサーバの「GlassFish」次期バージョンでは、WSITなどのエンタープライズ機能が強化された。

» 2007年03月21日 07時38分 公開
[ITmedia]

 米Sun MicrosystemsとオープンソースプロジェクトのGlassFishは3月19日、オープンソースのJava Enterprise Edition 5(Java EE 5)アプリケーションサーバの次期バージョン「GlassFish v2」のβ版の提供を開始した。また、Web開発ツールキット「Sun Web Developer Pack」も公開。企業が、Ajaxやスクリプト、REST(Representational State Transfer)などの次世代Web技術を利用して、SOAやWeb2.0アプリケーション/サービスを開発・導入するのを支援する。

 GlassFish v2では、企業向けの機能を強化。クラスタリングや管理機能、JavaとWindows環境の互換性を実現するWSIT(Web Services Interoperability Technology)、ロードバランシングなど、Java System Application Server Enterprise Editionに搭載されているエンタープライズ機能がすべてGlassFish v2に追加された。GlassFish v2はWebサイトからダウンロードできる。

 Sun Web Developer Packは、複数のオープンソース技術へのアクセスを簡略化し、インターネットベースのアプリケーションやREST Webサービス、RSSフィードなどの作成に役立つ。Sun Web Developer Packは、「Sun Java Application Platform SDK Suite」アップデート3のプレビュー版にバンドルして提供され、Webサイトからダウンロードできる。

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