NTTデータ、携帯電話バーコード決済サービスを開始

NTTデータは請求書のバーコードを携帯電話で読み取るだけで決済ができるサービスを本格的に開始する。

» 2007年03月26日 16時33分 公開
[ITmedia]

 NTTデータは3月26日、バーコードを携帯電話で読み取るだけで決済ができる「モバイルレジ」サービスを、4月2日から開始すると発表した。サービス時間内であれば、バーコードを読むだけでいつでも決済処理が行える。

 モバイルレジは、請求書に印刷されたバーコードを携帯電話で読み取ると支払い処理が行える。料金を収納する企業側では、特別なシステム対応や請求書のレイアウト変更などが必要なく、ユーザーの携帯電話を収納方法として活用できる。

イメージ サービスイメージ

 みずほ銀行とカタログハウス、トランスファーネットと共同で1月29日から試験サービスを実施しているが、稼働状況が好調なことから、本格サービスに踏み切る。

 4月以降は、試験中の3社に加え、河合塾や伊那食品工業など約300社が収納代行を委託するみずほファクターやNTTドコモ、三井住友銀行、りそな銀行、日本郵政公社など、収納代行事業者や数多くの地方銀行が、順次サービスへ参加する。

 ユーザーは、事前に専用アプリのインストールとモバイルバンキングサービス「ペイジー」の契約が必要。当初はNTTドコモの900i/901i/902i/903i/700i/701i/702i/703iシリーズの一部機種が対応する。auおよびソフトバンクモバイルは、2007年9月をメド利用できる見込みだという。

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