ALSI、中国・大連の現地法人に子会社を設立

» 2007年04月03日 15時50分 公開
[ITmedia]

 アルプス システム インテグレーションは4月3日、2007年1月に中国(大連)に設立した現地法人「阿爾卑斯系統集成(大連)有限公司」の子会社(分公司)として、「阿爾卑斯系統集成(大連)有限公司北京分公司」を設立し、業務を開始したと発表した。

 同社は「阿爾卑斯系統集成(大連)有限公司」において、製造/流通向けシステムのオフショア開発やファームウェア開発、親会社であるアルプス電気の中国の現地法人(生産工場6カ所、開発拠点2カ所、販売事務所11カ所)で利用される情報システムのサポートや設計、製作、販売および関連業務を行っている。

 ALSIが手掛けるセキュリティ事業のうち、Webフィルタリングソフト「InterSafe」は、2004年から中国に向けた販売活動を開始しており、中国の公安局から唯一販売許可を得ているフィルタリング製品として、中国教育基幹ネットワーク「CERNET」や、学校、企業などに導入されている。この販売は従来、日本から行っていたが、中国におけるセキュリティ事業の拡大を目的に、今回の子会社設立に至った。

 「阿爾卑斯系統集成(大連)有限公司北京分公司」では、中国国内の企業向けに「InterSafe」の販売活動をさらに強化していくほか、2006年10月に旺文社とALSIの教育事業部門が事業統合したチエルの教育関連製品についても販売を行う予定。

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