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» 2007年04月10日 07時00分 UPDATE

電力問題に取り組むGoogle (2/2)

[Darryl K. Taft,eWEEK]
eWEEK
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並列処理技術は有望

 一方、マルチコアプロセッサや並列処理の強化といった新技術には期待が持てるとしている。「しかし、落とし穴もある」とバロゾ氏は言う。「スレッドの数は十分なのか、プログラマーが効率的な並列処理プログラムを開発してくれるのだろうか、といった疑問が残る」。

 データ量が多いほうが、並列処理をしやすくなるという。「Googleでは膨大な量のデータに関連した問題に関心を持っているため、当社の場合は並列処理をやや利用しやすいかもしれない」とバロゾ氏は話す。

 しかしバロゾ氏によると、フォールトトレラントソフトウェアは強力だが、十分ではないという。大規模システムでは、監視機能をさらに充実させる必要もあるとしている。

 Googleでは「System Health Infrastructure」と同社が呼ぶ技術を採用している。これは、システム内のあらゆるサーバと頻繁に会話を行い、健康状態を示す信号や稼働情報を収集するという。

 Googleがこの技術をオープンソース化する可能性はあるかとの質問に対して、バロゾ氏は「以前から、一部のコードをオープンソース化する可能性を検討してきた」と話している。しかし、「この技術の一部はインフラであり、当社のほかのソフトウェアと密接に絡み合っているので、個々の部分を切り離すのは難しい」と同氏は語る。

 またGoogleでは、早期に問題を発見するために、SMART(Self-Monitoring, Analysis and Reporting Technology)技術を利用している。同社では、スキャンエラーが発生したディスクドライブは、エラーがないドライブよりも故障する確率が10倍高いことが分かったという。

 しかし、故障したディスクドライブの半数以上は前兆がなかったという。「実際、56%のドライブが明確な兆候をまったく示さなかった」と同氏は話す。

 「長期的なタイムフレームで考えれば、何が起きるのか予測するのはとても簡単だ。われわれは皆、いつか死ぬと予想できる」と同氏は軽口をたたいた。

 またバロゾ氏によると、Googleの研究では、温度はディスク障害における重要な要因ではないことが分かった。温度が少しくらい高くても、温度が低いドライブよりも多くの故障が起きることはなかったという。

 「温度変化がそれほど激しくないのであれば、データセンターの設計者がエネルギー効率に優れた施設を設計する自由度がずっと高くなる」とバロゾ氏は話す。

原文へのリンク

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