スマートフォンの大手メーカーHTCが新宿駅にスマートフォンcafeをオープンした。端末に触れるだけでなく、海外向けやコンセプトモデルも紹介している。
HTC Nipponは4月11日、新宿駅西口に同社製スマートフォンを体験することができる「HTC モバイルインターネットCafé」を開設した。国内でおなじみの端末だけでなく、海外モデルやコンセプトモデルも見ることができる。
HTCは、Windows Mobile OSを採用するスマートフォンでは世界最大手のメーカー。国内では、NTTドコモ向けの「hTc Z」とソフトバンクモバイル向けの「X01HT」の2機種を展開する。HTC モバイルインターネットCaféでは、カウンターテーブルやテーブル席に「X01HT」が10台以上設置されていて、誰でも気軽に端末の操作やインターネットを楽しむことができる。
また、海外で販売されているFMラジオ付き「M700」やQWERTYキーを持つ「P4350」、メッセージ操作を重視したデザインの「C720W」が展示されている。2月の3GSMで発表されたモデルでは、8GBのHDDとGPS機能を持つ「U1000」やテンキー仕様の「S310」、そして最新OSのWindows Mobile 6.0が搭載されるとみられる「S710」が国内初登場となった。
マーケティング部の佐野由香シニアマネージャは、「これまでのスマートフォンユーザーは30代のビジネスマンが中心でしたが、最近では20代後半の女性ユーザーが急速に増えています」と話す。同社とソフトバンクモバイルでは、3月16日にX01HTのホワイトカラーを発売したが、この効果で男性一辺倒だったユーザー層が広がったとのことだ。
HTC モバイルインターネットCaféは、4月30日までの期間限定オープンで、営業時間は午前7時〜午後10時まで。午後12時半〜午後8時半までは、同社スタッフがスマートフォンの操作を説明してくれる。
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