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» 2007年04月23日 16時39分 UPDATE

Vistaのアプリ互換性は88%

マイクロソフトは4月23日、Windows Vistaの販売状況などについて、報道向けの記者会見を行った。アプリケーションの互換性についての報告では、既存の88%がほぼ問題なく動作するという。

[柿沼雄一郎,ITmedia]

 マイクロソフトは4月23日、報道機関に向けた記者会見を行い、同社の最新OSであるWindows Vistaの発売後の状況と今後の追加施策などを説明した。

 説明にあたったのは、同社Windows本部 本部長のジェイ・ジェイミソン氏。

ジェイ・ジェイミソン氏 Windows本部 本部長 ジェイ・ジェイミソン氏

 同社では、搭載機能ごとにVistaをエディション名で区別しており、このうち上位のUltimate/Business/Home Premiumの総称をプレミアムエディションと呼んでいる。このプレミアムエディションの売上比率が日本では特に高く、販売全体を牽引している。ハードウェアメーカーのプレインストールモデルの割合で見ると70%以上、販売店の店頭でも40%以上のシェアとなっている。さらに、各社の今夏モデルでは85%以上、特にコンシューマーPCトップメーカーのNEC、ソニー、東芝、富士通においては90%以上がプレミアムエディションを搭載している。

「国内のユーザーはPCで音楽や写真、テレビ録画などの機能を活用する先進的なデジタルライフスタイルに価値を見出し、自ら移行している」(ジェイミソン氏)

 そしてビジネス市場におけるVistaの動向については、製品出荷後6カ月目より本格的な導入が始まることをWindows 2000やXPの例から導き出し、「重要なマイルストーンにいま向かっているところ」であることを強調した。

 しかしながら、Vistaの企業向け販売はXPの販売時よりも素早い立ち上がりを見せており、企業向けエディションとなるVista Enterpriseのライセンス(SA:Software Assurance)売上は対前年比で120%という好調さだという。

 また、企業導入の際にネックとなるアプリケーションのコンパチビリティ(互換性)については、早期導入企業の事例から「400個のアプリケーションのうち、200個はまったく手を加えずに動作し、150個はほんの少しの修正のみで動作した」(ジェイミソン氏)ことを紹介、上記の結果である88%という数字から互換性の高さをアピールした。

 アプリケーションのほか、国内で販売されている周辺機器についても、すでに5000を超える製品が互換性を公表しており、こちらもXPとの同期対比で150%の製品数になっているという(2007年3月末時点)。

 こうした状況を背景に、大企業での年内におけるVista搭載クライアントの導入決定数は、すでに16万台にのぼっているという。

 今後もVistaのさらなる市場拡大の施策を進めていく同社だが、おもにコンシューマーサイドでの展開が告知されている。パートナー製品の購入資金10万円が毎月3名に贈られる「ロゴでGET!キャンペーン」(2007年4月2日〜同6月30日)、デジタルライフスタイルを紹介する「プレミアムデジタルライフBOOK」や「アップグレード徹底ガイド」の配布など、積極的なプロモーションが行われる。

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