エンタープライズ2.0対応のメールサービスを開発、コクヨとフィードパス

コクヨとフィードパスは、SaaS対応のメールソリューションを共同で開発した。

» 2007年06月07日 19時16分 公開
[ITmedia]

 コクヨとフィードパスは6月7日、両社がSaaS(Software as a Service)で提供する「@Tovas」と「feedpath Zebra」を基に、新たなメールサービスを共同開発したと発表した。

 @Tovasは企業から外部に発信される文書情報の記録に特化したインターネットサービス、feedpath Zebraはスケジューラやドキュメント共有などの機能を持つメールサービスとなる。

 共同開発により、@Tovasが持つ文書配信サービスの各種機能をfeedpath Zebraから利用できるようになった。feedpath Zebra内に新たに搭載された@Tovas専用の送信機能により、@Tovas専用のツールをインストールなしでSSL通信で添付ファイルの送付できる。また送達事実の一元管理にも対応するなど、管理面も強化された。

 両サービスともSaaSに対応しているため、利用の際に機器や設備の投資を必要としない。なお今回、営業部門に特化したアウトソーシングサービスを提供するMM総研が初めてこのサービスを導入した。

 価格は、feedpath Zebraが初期費用10万円、1アカウント当たり月額2480円。@Tovasは初期費用が1アカウントに付き3000円、月額1000円からとなる。今後2007年度で100社の導入を目指すという。

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