マイクロソフトは6月18日、世界的なプラネタリウムクリエーターである大平貴之氏によるプラネタリウムのWebサイトに、同社のWindows Presentation Foundation(WPF)技術が利用されたことを発表した。
マイクロソフトは6月18日、世界的なプラネタリウムクリエーターである大平貴之氏(有限会社大平技研代表取締役)によるWebサイトに、同社のWindows Presentation Foundation(WPF)技術が利用されたことを発表した。
大平氏が新たに公開した「MEGASTAR ONLINE」は、WPFの持つリッチな表現力により、最先端のプラネタリウムとして知られている「メガスター」の世界観を実現したWebコンテンツ。メガスターは大平氏が制作した可搬性を持つプラネタリウムシステムで、500万個の投影星数を誇る。
WPFで構築されたWebサイトでは、3Dの天球に数百万の星が映し出され、方角や角度、季節や時間などを自由操作してさまざまな星空を疑似体験することができる。同社ではこの疑似体験を通して、星空についての関心と自然科学への興味が一般に広く喚起されることが期待できるとしている。
さらに、以下の各社がWPFを採用したWebコンテンツを構築することを明らかにした。
WPFを利用した新しい映像エクスペリエンスを提供するストリーミングWeb サイト「backpocket for Windows Vista」
臨場感あふれるインタフェースで、従来のプレイヤーが埋め込まれただけのWebページでは味わえない新たな視聴体験を提供するストリーミングアプリケーション「BIGLOBE ストリーム for Windows Vista」
日経BP社の動画ポータル「BPtv」をWPFで再構成し、「視聴したい動画を選択する」という行為そのものを遊び心とインパクトをもって体験できるストリーミングWebサイト「BPtv for Windows Vista (仮称)」(近日公開予定)
WPFならではの柔軟性で、自社のマインドと人材教育に投資する企業イメージを表現した画期的な採用情報Webサイト(近日公開予定)
楽天WebサービスとWPFの持つ表現力が融合した新しいユーザーエクスペリエンスを提供するランキング情報アプリケーション(7月公開予定)
いずれも視聴するにはWindows Vistaあるいは.NET Framework 3.0をインストールしたWindows XP SP2が必要。
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