KDDIが企業向けプッシュ・トゥ・トークを開始

KDDIは、最大20ユーザーの間でリアルタイムに通話やチャットができる企業向けプッシュ・トゥ・トークサービスを開始する。

» 2007年06月21日 20時47分 公開
[ITmedia]

 KDDIは6月21日、企業向けプッシュ・トゥ・トークサービス「Business Messenger」を7月1日から開始すると発表した。定額制料金で提供する。

 Business Messengerは、最大20ユーザーまでのグループ内で、ユーザー同士がリアルタイムに通話やチャット、画像の送受信を行える。1月から試験サービスが行われてきたが、7月から正式に開始する。

部門単位や個人単位など3種類のグループ設定ができる

 ユーザーは、トランシーバーのようにボタンを押しながらの通話することができる。通信中に他のメンバーを呼び出す「途中呼出機能」や参加中に通信から途絶えた場合にボタンを押すだけで再び参加できる「簡単再参加機能」、連続した発言権を獲得できる「発言権保持機能」などを搭載している。

 最大1000ユーザーまでを登録でき、企業の管理者はPCからサーバに登録されたユーザーの携帯電話アドレスから「部門」単位やプロジェクト単位、任意の「Myグループ」の3種類のグループ設定が行える。

 Business Messengerを利用することで、外勤や出張中などで会議に出られない社員も含めた打ち合わせが携帯電話で可能になり、場所や時間の節約につながるという。法人専用端末の「E03CA」でサービスを利用できる。

通話料金の利用イメージ

 利用料金は、通話の場合が1カ月間で合計400秒までの通話で月額105円。400秒以降は1.05円/4秒の従量課金となるが、2625円以上は定額となる。また、チャットでのテキストや画像データの送受信料は「ダブル定額」「ダブル定額ライト」のパケット定額プランが適用される。

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