NTTドコモは米国で人気のスマートフォン「BlackBerry」の日本語版を7月23日に発売する。
NTTドコモは7月17日、米国のユーザーを中心に人気を集めるカナダのResearch In Motion(RIM)のスマートフォン「BlackBerry 8707h」および、ゲートウェイサーバソフトなどで構成される「BlackBerry Enterprise Solution」の日本語版を7月23日に発売すると発表した。
BlackBerryは、通話だけでなくメールやスケジューラなどのビジネスアプリケーションが利用できるスマートフォン端末として、米国のホワイトカラー層を中心に人気を集める。NTTドコモでは国内の法人ユーザーからのニーズを受け、端末ならびにゲートウェイサーバソフトの「BlackBerry Enterprise Server」、PCとアプリケーションデータを同期化する「BlackBerry Desktop Manager」の日本語化を行った。
国内で販売されるBlackBerry 8707hは、W-CDMA/GSM/GPRSの通信方式に対応し、国内や海外などさまざまな場所において通話やメール、スケジューラなどのビジネスアプリケーションを日本語環境で利用できる。日本語入力に便利な予測変換機能も搭載している。
BlackBerry Enterprise Solutionは、Microsoft ExchangeおよびLotus Notes/Dominoに対応し、端末から企業が既に導入しているExchangeやNotesにアクセスできる。BlackBerry Enterprise Serverでは独自のセキュリティ技術を採用しており、データの送受信はセキュアに行われるという。
同端末およびソフトウェア製品は、法人契約者向けに、NTTドコモ法人営業部門がシステム販売を行う。
サイズ | 110(H)×69.5(W)×19.5(D)ミリメートル |
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質量 | 約139.8グラム(電池パックを含む) |
連続待受時間 | 約400時間(W-CDMAおよびGSM) |
連続通話時間 | 約165分(W-CDMA)、約300分(GSM) |
通信方式 | W-CDMA/GSM/GPRS |
外部接続 | Bluetooth Ver.2.0、ミニUSBコネクタ(USB 2.0) |
カメラ機能 | 非搭載 |
主要アプリケーション | メーラー、アタッチメント・ビューア、スケジューラ、アドレス帳、メモ帳、計算機、Webブラウザ |
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