セルのデータを自動的にビジュアル化するOffice Tips

Office Tips:Excel 2007のワークシート上で、数値の大小を分かりやすくビジュアル化してみよう。

» 2007年08月20日 11時41分 公開
[井上健語(ジャムハウス),ITmedia]

 Excel 2007の「条件付き書式」は、データの大小を自動的に判断し、人間に分かりやすくビジュアル化する機能だ。表を選択したら、[ホーム]タブの[スタイル]グループにある[条件付き書式]ボタンをクリックする。[データバー]だとセル内のバー(カラーの棒グラフ)、[カラースケール]だと色、[アイコンセット]だとアイコンの種類によって、表内のデータの大小が表現される。

 データの状態が一瞬で視覚化されるため、個々の数値のみでは分からない全体の傾向を容易につかむことができる。オリジナルの条件を登録することもできるので、独自のビジュアル化を定義することも可能だ。シンプルだが効果は大きく、かつ奥が深い機能である。

条件付き書式 数値だけからは全体の傾向をつかむことは難しい
カラースケール 条件付き書式のカラースケールを適用した。データの違いが色の濃淡で表現されるため、全体の傾向を一瞬で把握できる
データバー データバーでは、セル内の数値がセル内に棒グラフとして表現される

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