KDDI、ユーザーの利用形態に応じた携帯広告サービスを開始

KDDIは、9月下旬からサービスを開始するポータル「au one」でユーザーの利用形態に応じた携帯広告サービスを提供する。

» 2007年09月03日 19時54分 公開
[ITmedia]

 KDDIは9月3日、同社が9月下旬から開始予定のPC/モバイル共通ポータル「au one」(関連記事)において、ユーザーの利用実態に応じた広告サービスを導入すると発表した。国内では初の試みだという。

 このサービスでは、au携帯電話からau oneにアクセスしたユーザーを対象に、閲覧したコンテンツの内容や閲覧頻度からユーザーの嗜好を分析し、最適な内容の広告を配信する。KDDI子会社のメディーバおよびデジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(DAC)が共同で開発した。メディーバがコンテンツ内や検索結果に表示される広告枠へ配信する。

 これにより、広告主は嗜好性の高いユーザーに対して的確にアプローチできる機会が拡大し、従来のマスのユーザーを対象とした広告展開よりも効果的が高まることが期待される。今回のサービスは携帯電話が対象だが、KDDIではモバイルとPCを連携させた広告配信や、個人情報は除いた広告主へのユーザー動態の情報提供などを行っていくという。

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