ゼンド・ジャパンはPHPのソースコードをバイナリ/難読/暗号化する「Zend Guard」の最新版を発表した。PHP 5.2系にも対応している。
ゼンド・ジャパンは9月12日、PHPコードのセキュリティソリューション「Zend Guard 5.0 日本語版」を発表した。
Zend Guardは、PHPコードの難読化、暗号化、バイナリコードへの変換などを行えるソフトウェア。ライセンスを付与し、アプリケーションの稼働条件としてライセンスファイルを結びつけることで、使用可能な期間やアクセス可能なハードウェア、ネットワークセグメントの範囲などの制約を付与することもできる。なお、Zend Guardで変換したPHPコードを実行するには、無償で利用できるZend Optimizerを導入する必要がある。
今回発表されたバージョンでは、ユーザーインタフェースをEclipseベースに刷新。タブを用いて各機能設定を簡単に呼び出せるようになった。また、最新のPHP5.2系にも対応している。
このほか、難読化の対象外とするための除外リストにワイルドカードが使用可能になったほか、ライセンス管理機能の改善も図られている。
価格は、通常ライセンスが40万円、1年間利用可能な年間ライセンスが15万円。
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