JNS、Webページ改ざん対策システムの最上位版を発表

JNSは、大企業やデータセンター向けにWebページ改ざん対策システムの最上位版となる「isAdmin Enterprise」を販売開始した。

» 2007年09月27日 09時32分 公開
[ITmedia]

 JNSは9月26日、Webページの不正書き換え対策システムの最新版「isAdmin Enterprise」を販売開始した。同製品は、大企業やデータセンター向けの最上位版となる。

 isAdminは、Webページの改ざんを検知し、管理者に報告するとともに、必要に応じて自動的に復旧するソフトウェア。最新版では、Webサーバにインストールするのではなく、別のマシンにインストールしてリモート監視を行えるようになった。従来の製品は、Webサーバに搭載されていたため、Webサーバが攻撃を受けるとソフトも無効化になった。また、ソフト実行中はWebサーバに負荷が掛かり性能が低下するほか、OSやWebアプリケーションが限定されるというデメリットがあった。

 同製品は、機能別に3つに分類される。リンク切れやタイムアウトなどをチェックし、事前に登録したコンテンツ内容と一致しない場合には電子メールなどで管理者に通知する「Web改ざん検知システム」(isAdmin for Web Enterprise HTTP)、改ざんが検知されたページについて、FTPなどを用いて復旧する「Web改ざん自動復旧システム」(isAdmin for Web Enterprise FTP)、ファイルの改ざんを検知する「ファイル改ざん検知システム」(isAdmin for File Enterprise)である。

 価格は、isAdmin for Web Enterprise HTTPが24万円、isAdmin for Web Enterprise FTPが71万円、isAdmin for File Enterpriseが31万円。

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