KDDI、情報漏えい対策を施したビジネスモデル「W44K II」を発売

KDDIは、遠隔操作による端末管理に対応し、カメラ機能を除外したau携帯電話のビジネスモデル「W44K II」を発売する。

[ITmedia]

　KDDIは、au携帯電話のビジネス端末としてカメラ機能を除外し、遠隔操作による端末ロック、データ消去に対応した「W44K IIカメラなしモデル」を10月下旬から発売する。

　同製品は、厚さ約15ミリメートルの薄型端末「W44K II」をベースに、工場や研究施設での利用に合わせてカメラ機能は除外し、操作ロックやアドレス帳データとメール、発着信履歴を削除するメモリ消去などセキュリティ対策機能を搭載した。

　このほか、携帯電話管理のASPサービス「ビジネス便利パック」や「GPS MAP」、「ケータイオフィス」、ドキュメントビューワのアプリケーションがプリセットされ、サービスをすぐに利用できる。予め登録した電話番号に手軽に発信できる「ワンタッチダイヤル」機能も搭載する。

W44K IIカメラなしモデル

概要	W44K IIカメラなしモデル
サイズ	約51×103×15.3ミリメートル
重量	約117グラム
連続通話/待受時間	約190分／約260時間
メインディスプレイ	2.4インチQVGA
外部メモリ	microSDメモリカード
カラー	クリアシルバー
法人向け対応サービス	ビジネス便利パック、ケータイオフィス、ドキュメントビューワ、GPS MAP、Business EZ、OFFICE WISE