ワコムは、三井住友海上火災がペンタブレットを使い、電子サインで保険の契約内容を確認する「電子計上システム」を開発したと発表した。
ワコムは10月11日、三井住友海上火災保険(三井住友海上火災)がワコムのペンタブレットを使い、電子サインで自動車保険の契約内容を確認する「電子計上システム」を開発したと発表した。
同システムは、自動車保険申込書を電子化することで、ペーパーレス、印鑑レスで手続きを完了できるシステム。契約者がタブレット上に書く署名を同システムに取り込むことで、従来の印鑑と同じ効力を持たせるという。事務処理プロセスや契約内容確認のワークフローが簡略化したほか、顧客情報を電子的に管理できるようになった。
ワコムでは、今後ペンタブレットを使用した電子サインや電子認証システムが金融や医療分野で広がると見込んでいる。
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