ソフィア、モバイル開発プラットフォームがWindows Mobileに対応

ソフィアシステムズは、モバイル向けの開発プラットフォーム「SandgateIII-P」がWindows Mobileに対応したと発表した。

» 2007年11月08日 07時27分 公開
[ITmedia]

 ソフィアシステムズは11月7日、携帯情報端末/IP電話向け開発プラットフォーム「SandgateIII-P」がWindows Mobileに対応したと発表した。

 Sandgateは、組み込み機器の開発に利用されるBSP(Board Support Package)やOSに加えて、ミドルウェアやドライバをセットにしたリファレンスキット。SandgateIII-Pは、米Marvell製の最新プロセッサ「PXA310」を搭載する。

 同製品は、従来からWindows Embedded CE 6.0およびLinuxをサポートしている。新たにWindows Mobileをサポートすることで、Windows Mobile端末の開発評価だけでなく、アプリケーションやミドルウェアなどの開発評価、ユーザーインタフェースなどの研究、エンタープライズ向けシステムとしての開発検証などが可能になるという。

 ソフィアシステムズは、同時にカナダのIntrinsyc Softwareとの提携を発表した。Intrinsycは、Windows Mobile環境の開発支援サービスで実績があり、両社では国内におけるWindows Mobile環境の開発支援体制を構築するとしている。

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