NTTソフト、国際標準仕様のIPv6パケット監視製品を発表

IETFの国際標準仕様に準拠したIPv6運用ソフトウェア「ネットキーパー」をNTTソフトウェアが発表した。

» 2007年12月06日 22時10分 公開
[ITmedia]

 NTTソフトウェアは12月6日、IPv6上の異常パケットをフィルタリングするネットワーク運用監視ソフトウェア「ネットキーパー」を発表した。

 同製品は、IETFが策定した国際標準仕様「RFC4890」および「RFC4942」に準拠する。RFC4890は、ファイアウォールにおけるICMPv6(IP通信のエラー報告や制御のためのメッセージを送るプロトコル)のメッセージフィルタリング用標準仕様で、RFC4942はIPv4からIPv6への移行や共存時の問題点が整理された基準となる。

パケットフィルタリング監視条件の設定画面 パケットフィルタリング監視条件の設定画面(同社提供)

 パケットフィルタリングの監視条件を設定する際、ネットワークの運用形態に応じて複雑な設定が必要となるが、同製品では事前に組み込まれたルールに基づいてチェック操作をすれば、フィルタリングすべきパケットの種類が容易に把握できる。

 また、監査条件に該当する異常なパケットを検知した場合は、メールやsnmptrapなどでネットワーク管理者へ通知して通信を遮断する。

 価格は、1ライセンス当たり100万円から。

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