日立ソフトは、米SenSageのログ管理ソフトウェア「SenSage Enterprise Security Analytics」を使用した統合ログ管理ソリューションの提供を始めた。
日立ソフトウェアエンジニアリングは12月17日、従来販売していた米SenSageのログ管理ソフトウェア「SenSage Enterprise Security Analytics」をベースにした統合ログ管理サービスの提供を始めた。今後2年間で30セット、売上30億円を目指す。
SenSageは、データ圧縮機能を実装し大容量のログデータを長期保管できる。200種類のログ形式に対応するほか、150種類以上のテンプレートによって日本版SOX法などに適応した報告書も作成できる。
新サービスは、基本サービスとオプションサービスからなる。オプションは、要件定義から運用支援まで顧客の要望に合わせたもので、日立製作所のコンテンツアーカイブ向けストレージ製品「Hitachi Content Archive Platform(HCAP)」との連携も可能になる。HCAPは最大で344Tバイトの容量まで拡張可能で、システム別に分散していた大量のログデータを統合管理できる。
価格は、SenSageが1ノードライセンス当たり1062万円から。基本サービスは単体で200万から300万円程度。
日立ソフトは今後、情報漏えい防止ソリューション「秘文」などとの連携をオプションサービスに追加する。
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