Asianuxの開発を行う3社の合弁会社「Asianux Corporation」が、中国の江蘇省無錫市に設立された。
ミラクル・リナックスは12月20日、Asianuxコンソーシアムの合弁会社、Asianux Corporationを中国の江蘇省無錫市に設立したことを明らかにした。Asianux Corporationはミラクル・リナックス、Red Flag Software、Haansoft、ベトソフトウェアが共同で開発するLinuxディストリビューション「Asianux」と、これに同梱するオープンソースソフトウェアの共同開発のために設立されたもの。
無錫市は、中国沿海開放地域の1都市として経済発展を続けている都市で、2006年のソフトウェア産業の売り上げ規模は100億ドルを超えている。無錫市が属する江蘇省のソフトウェアパークと呼ばれる工業区にはキヤノンやソニーをはじめ、多くの日本企業が進出している。
Asianux Corporationは約50人体制でのスタートとなり、取締役会長兼社長はRed Flag Software社長兼CEOのJia Dong氏が務める。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.