Red Hat増収増益――CEO交代も発表

Red Hatの9〜11月期決算は、強い需要に支えられ増収増益。1月1日付で新CEOにジェームズ・ホワイトハースト氏が就任することも明らかにした。

» 2007年12月21日 08時54分 公開
[ITmedia]

 米Red Hatが12月20日発表した同社第3四半期(9〜11月期)決算は、売上高は1億3540万ドルで前年同期比28%増、純利益は2030万ドル(1株当たり10セント)で、同39%増だった。サブスクリプション収入は1億1570万ドルで、前年同期を30%上回った。

 同社は「ワールドワイドでの力強い需要と堅実な事業遂行により、第3四半期も力強い業績となった」とし、今後の見通しについても「楽観的」としている。

 同社はまた、2008年1月1日付で、新社長兼CEOにジェームズ・M・ホワイトハースト氏を迎えることも発表した。現在、会長・社長兼CEOを務めるマシュー・J・ズーリック氏は、今後も会長職にとどまる。

 ホワイトハースト氏は、コンサルティング会社のBoston Consultingで副社長などを務めた後、2002年にDelta Airlinesに入社。最近ではCOO(最高執行責任者)を務め、8月に退社していた。

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