特集
» 2007年12月28日 14時38分 公開

Embedded Programing Bible:LinuxでのJ2MEアプリケーション構築法 (3/4)

[Simos-Xenitellis,Open Tech Press]
SourceForge.JP Magazine

ミッドレットのカスタマイズ

 携帯電話で表示させるミッドレットにはプログラムアイコンを設定することもできるが、その際にコード側での変更は不要である。こうした操作についてはProject設定にあるMidletsタブで、エントリの変更をすればいい。ここでのIconパスの指定はデフォルトでHelloWorld.pngとなっているので、これを/images/HelloWorld.pngに変更しておく。次にGIMPなどを用いて独自アイコン用のPNGイメージを作成して(インデックス付き、256色、12×12ピクセルとしておけばまずOK)、その保存先をres/images/HelloWorld.pngとしておく。その後ミッドレットをビルドし直してから再実行すると、ミッドレット名の前に新規に作成したアイコンが表示されるはずである。

 ミッドレットを携帯電話にアップロードするには、1つのパッケージにまとめておく必要がある。それには Project→Package→Create Packageを選択すればよく、これによりbin/HelloWorld.jarおよびbin/HelloWorld.jadというファイルがWTKにより作成されるので、第三者の携帯電話などにアップロードさせる際には、これらのファイルを配布することになる。

 開発用のコンピュータと実行用の携帯電話がともにBluetoothをサポートしていれば、Bluetooth経由でミッドレットをアップロードさせることもできる。Ubuntuの場合はgnome-vfs-obexftpというパッケージを用いることでNautilusにBluetooth機能が統合され、携帯電話側のファイルシステムをNautilusから閲覧できるようになる。具体的な操作としては、パネルにあるBluetoothアイコンを右クリックしてBrowse Device...を選択すればよく、これによりNautilusウインドウに携帯電話のファイルシステムが表示されるはずだ。後は必要な.jarファイルをアプリケーション用のフォルダにコピーさえすれば、携帯電話上でミッドレットが実行可能となる。ただしこうしたファイル転送には、事前にコンピュータと携帯電話との関連づけ操作が必要となる場合もあるので、詳しくは携帯電話の付属ドキュメントを参照して頂きたい。

 ミッドレットを直接インストールできないケース(Bluetoothが未対応であったりUSBケーブルによる直結ができない場合)では、関連ファイル群をWebサイトに格納した上で、携帯電話のブラウザ経由でインターネットを介したダウンロードとインストールをしなければならない。その際に必要なのは、対象となる2つのファイル(.jarおよび.jad)をWebサーバにアップロードすることと、携帯電話側での.jadファイルのURLを指定したアプリケーションのインストールである。例えばここでのサンプルに使用したアプリケーションはhttp: //simos.info/j2me/HelloWorld.jadからダウンロードできる。

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