ノキア、大企業向けセキュリティアプライアンスを発売

ノキア・ジャパンは、ファイアウォール/IPSec VPNアプライアンスの新製品「Nokia IP2450」やパフォーマンス向上の追加モジュールを発売する。

» 2008年03月04日 18時16分 公開
[ITmedia]

 ノキア・ジャパンは3月4日、ファイアウォール/IPSec VPNアプライアンスの新製品となる大企業向け「Nokia IP2450」および「同IP690」、パフォーマンス向上のためのIP690向け追加モジュールを3月上旬に発売すると発表した。

 Nokia IP2450はクアッドコアCPUを2基(計8コア)、同IP690はデュアルコアCPUを1基(2コア)搭載する。ファイアウォールでのデータスループットを向上させるための追加モジュール「ADP(Accelerated Data Path)サービスモジュール」に対応(IP2450は後日発売)している。

Nokia IP2450
Nokia IP690

 IP2450は、大企業での利用を想定した10ギガビットクラスのスループット要件に対応しつつ、2RUサイズの省スペース性を実現。最大32ポートの1ギガポートまたは最大6ポートの10ギガイーサネットを搭載できる仕様だという。IP690は1RU構成で、16のギガビットイーサネット接続や7Gbpsのファイアウォール機能を搭載。ADPサービスモジュールを利用すれば、ファイアウォールのスループットを9Gbpsに向上できるという。

 参考価格は、Nokia IP2450が1247万4000円(税込み)、IP690は617万4000円。販売代理店を通じて提供される。

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