NTTコム、パケット交換サービスで過大請求760件

NTTコミュニケーションズは、低額データ通信サービス「第3種パケット交換サービス」で、一部の顧客に誤まった料金の請求をしていたことを明らかにした。

» 2008年03月10日 17時12分 公開
[ITmedia]

 NTTコミュニケーションズは3月10日、低額データ通信サービス「第3種パケット交換サービス」(INS-P)で、一部の顧客に誤請求をしていたことを明らかにした。

 NTTグループ再編成時に実施したINS-Pの料金請求システム構築において、データ移行の事務処理や移行後の解約申し込み処理などで不備が生じ、誤請求が発生した。

 2002年2月から2008年2月までの間で、過大請求は760件で総額約3300万円、過小請求は2494件で合計1億8200万円に上った。

 過大請求をしていた顧客には金額に利息を付けて全額返還する。過小請求の顧客には、期間中の不足分を請求しない。

 今後は事務処理の徹底と確認を強化し、料金請求システムと顧客の情報システムのデータを定期的に照合するなど、再発防止に取り組むという。

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