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» 2008年03月18日 17時19分 UPDATE

NTTドコモ、スマートフォンの統合管理運用システムを開発

NTTドコモは、スマートフォンの状態監視やセキュリティポリシー管理などができる法人向け統合管理運用システムを開発した。

[ITmedia]

 NTTドコモは3月18日、スマートフォンと呼ばれる高機能携帯電話の状態監視やセキュリティポリシー管理などができる、法人向け統合管理運用システムを開発したと発表した。近くトライアルを開始する。

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dcmspmgt02.jpg 管理者用画面

 同システムは、端末のハードウェアやOS、アプリケーションの状態管理(バージョンやパッチの適用など)や、セキュリティポリシーの適用、監視などができる。端末の情報をFOMA網やセキュリティを確保した無線LAN網を経由してドコモのデータセンターで収集・管理し、企業の管理者はWebコンソールから端末の管理、操作ができる仕組みとなっている。

管理項目 利用できる主要機能
端末管理 アプリケーション配信(一括インストール/アンインストール)、遠隔設定、状態情報の取得、メール設定、ブックマーク設定、ActiveSync(PCとのデータ同期機能)設定、各種設定状況の取得、メモリ残量、電池残量、起動中のアプリケーションなどの情報取得
セキュリティ管理 各種デバイスの制限(カメラ、外部メディア、USB、赤外線、Bluetooth、FOMAカードへの電話帳書き込み)、ローカルロック設定、ロック設定状況の取得、携帯電話紛失時の対応(ロック、初期化)、端末パスワードの一定回数の誤入力によるデータ削除、未許可アプリ定期監視
主な機能

 セキュリティ面では、端末を紛失した場合にWebコンソールからの指示で、端末のロックやローカルデータを消去できる。また、無線LANやBluetoothなどの機能を強制的にオフにして端末からの情報漏えいを抑止するといった運用ができる。アプリケーションのバージョンアップデータや変更したポリシーなどを各端末へ一斉配信できるようになっている。

 このほか、各種操作や端末状態のデータなどをログとしてCSVファイル形式で出力でき、スマートフォンの運用状況の分析や内部統制への活用もできる。同社では、PCクライアントと資産管理と同等の機能を携帯電話環境にも提供するとしている。

 管理できる端末は、Microsoftのモバイル向けOSの最新版「Windows Mobile 6」を採用し、NTTドコモが提供する端末。現在は富士通製「F1100」のみだが、「HTC製のHT1000など今後発売する予定のスマートフォンへ積極的に対応する」(広報部)としている。旧バージョンのhTc Zや他の携帯電話会社が販売するWindows Mobile 6搭載端末は非対応となる。

 同社では、F1100の業務利用検討する数社の企業と共同で3カ月程度の試験運用を近く始める予定。商用サービスの開始時期は未定としている。

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