インテリシンク、撮影画像を自動アップロードするMobile Suite SP3を発表

インテリシンクは、モバイル端末と社内システム間でデータを同期処理する「Mobile Suite」のサービスパック3を発表した。

» 2007年10月02日 17時23分 公開
[ITmedia]

 インテリシンクは10月2日、スマートフォンなどのモバイル端末と社内システムとの間でデータの同期処理を行う「Intellisync Mobile Suite 8」のサービスパック3(SP3)を発表した。10月10日から出荷する。

 Intellisync Mobile Suiteは、クライアントソフトウェアと、グループウェアなどの社内システムのデータを処理するIntellisyncサーバで構成される。同期する内容により、「Wireless Email」「Device Management」「File Sync」「Data Sync」の4つのコンポーネントが用意され、ユーザーは各コンポーネントを組み合わせて利用できる。

 SP3では、File Syncコンポーネントに端末のカメラなどで撮影した画像を自動でアップロードする「フォトシンク」機能が追加されたほか、Device Managementコンポーネントでは端末起動時のパスワード認証設定の強制化(Symbian OS S60-3rd Editionが対応)、Windows Mobile OS端末のフルリセット機能、ヘルプデスクなどに利用できるリモートコントロール機能が追加された。

 このほかクライアントソフトウェア側では、Symbian OS S60-3rd Edition端末でメール本文を拡大表示でき、メールアドレスの入力補助機能も追加された。Windows Mobile OS端末ではスタイラスでのテキスト文字の切り取り・貼り付け操作が可能となっている。

 各コンポーネントの既存ユーザーは、無償でバーションアップできる。コンポーネントを新規購入する場合の価格は、Wireless Emailコンポーネントが1ライセンス当たり1万2600円、Device Managementコンポーネントが同9450円、File Syncコンポーネントが同9450円。最低50ライセンスから購入できる。

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