インテリシンク、ハートフォード生命にモバイルサービスを導入

インテリシンクは、W-ZERO3を業務端末として導入したハートフォード生命に、データ同期化サービスを提供する。

» 2007年08月16日 18時18分 公開
[ITmedia]

 インテリシンクは8月16日、ハートフォード生命保険にデータ同期サービス「Intellisync Mobile Suite(Mobile Suite)」を提供すると発表した。ハートフォード生命は、業務端末として導入したW-ZERO3と社内システムとの接続にMobile Suiteを利用する。

 ハートフォード生命は、提携金融機関へ販売サポートを行う約100人のセールスコンサルタントや広報、IT部門の業務端末として、ウィルコムのW-ZERO3を導入。同社ではグループウェアにLotus Notesを利用しており、Mobile Suiteを介してNotesサーバ上にあるメールやスケジュール、アドレス帳などのデータとW-ZERO3内のデータを同期させ、業務の効率化や最新情報の共有化を図るという。

 従来は、社外で業務を行う際にハードディスクを暗号化したノートPCを利用し、VPN経由で社内のNotesに接続していたという。W-ZERO3はノートPCよりも持ち運びがしやすく、Mobile Suiteを利用することでNotesのメールを、携帯電話と同じように待ち受け状態で受信可能なことから、業務の機動性を高めるために導入した。

 社員がW-ZERO3を紛失した場合でも、管理者がPCから遠隔操作でで端末の操作ロックやデータ消去も行えるため、セキュリティを確保しているという。

 ハートフォード生命では今後、CRMなどの社内システムやデータベースとW-ZERO3との連携も展開していく考えだという。

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