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» 2007年04月03日 18時27分 公開

ウィルコム、PHSとグループウェアを連携する企業向けASPサービスを開始 (1/2)

ウィルコムはPHSとグループウェア情報を同期して利用できるサービス開始する。1ユーザーから利用可能だ。

[國谷武史,ITmedia]

 ウィルコムは4月3日、同社PHSから社内のメールやスケジュールなどのデータを利用できる中小企業向けのグループウェア連携サービス「WILLCOM Sync Mobile」を4月16日から開始すると発表した。

 同サービスは、W-ZERO3などのスマートフォンや音声端末からMicrosoft Exchange ServerやIBMのLotus Notes/DominoにあるメールやPIM情報(スケジュールや連絡先)を利用できるもの。また、メールのプッシュ配信やリモート消去も利用でき、同社とインテリシンクがASPサービスで提供する。

WILLCOM Sync Mobileサービスの特長

 1ユーザーから利用でき、月額利用料は1ユーザー当たり1800円(税込み)となる。同社ではSOHOや中小企業、大規模企業の部署単位での導入を見込み、今後1年間で1万ユーザーの獲得を目指す。

 利用する企業では、PHS端末とグループウェア情報を同期させる専用サーバなどの設置が不要なほか、運用やメンテナンスなどのコストを抑えることができる。セキュリティが確保されており、社外環境で業務情報を安全に利用することができるという。

国内キャリア初のASPサービス

 同サービスの展開について、ウィルコム営業本部の青木伸大副本部長は「端末単体でもメールやスケジュール管理はできるが、企業レベルのセキュリティや運用性が考慮されたものは少ない。また、情報保護の高まりから個人契約を法人契約に切り替えるケースが増えており、企業のモバイル導入には欠かせないものになる」と説明する。

青木伸大副営業本部長

 また、共同でサービスを提供するインテリシンクの井手龍彦副社長は「2007年末までに国内のスマートフォン出荷は150万台以上に達すると予想され、大手企業からビジネスパーソンまで必須のサービスになるだろう」と話す。

井手龍彦インテリシンク副社長

 インテリシンクでは同様のサービスを、海外では米Verizon WirelessやSprintなど21社のキャリアに提供しており、約120万人のユーザーがいる。国内ではウィルコムがキャリアとしては初の提供先になるという(ベンダーではNECネッツアイ、TISがサービス開始済み)。

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