ニフティの独自調査によれば、国内のブログ記事の4割が広告収入などを狙った「迷惑ブログ」に当たるという。
ニフティは3月26日、国内のブログ記事の4割が「迷惑ブログ」に分類されるという独自調査の結果を公表した。アフィリエイト広告収入や特定サイトへの誘導が目的で、同社では「無意味なコンテンツ」と定義している。
同社では、独自開発のブログ記事判別ツールやブログ評判分析サービス「BuzzPulse」を利用して、2007年10月〜2008年2月に投稿された約4億5000万本のブログ記事から10万本をサンプル抽出して「迷惑ブログ」の割合を調査。5カ月平均では約4割の4万本が該当することが明らかになった。
| 調査月 | 迷惑ブログの割合 |
|---|---|
| 2007年10月 | 39.3% |
| 2007年11月 | 40.1% |
| 2007年12月 | 39.7% |
| 2008年1月 | 39.9% |
| 2008年2月 | 40.5% |
迷惑ブログは、ほかのブログ記事やニュースサイトの記事を引用して記事を自動的に大量生成して投稿する「自動生成系」、わいせつ記事や出会い系サイトの告知、ワンクリック詐欺サイトに関する情報を記載した「アダルト系」に大別されるという。
特に自動生成系は、アフィリエイトでのクリック数水増しやサイト訪問者数の増加による広告収入の拡大を目的にしており、同様の内容の記事が大量に出回ることで、インターネットやブログサービスの利用者に多大な迷惑をかける存在になると同社では分析している。
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