日本HPのブレードサーバ「HP BladeSystem c-Class」が東京の町並みを再現する3Dコミュニティーで採用された。
日本ヒューレット・パッカードとココアは、ココアが運営する3Dバーチャルコミュニティーサービス「meet-me」のインフラへの「HP BladeSystem c-Class」採用、および4月8日からの本格稼働について発表した。
ココアの「meet-me」では、2007年12月の試験運用からHP BladeSystem c-Classを稼働し続けており、順調な実績を記録した上で本格稼働へとこぎ着けたという。
「meet-me」は、ユーザーアバターが3D空間でさまざまな体験をする仮想空間サービス。地図データを元に東京の街並みを再現し、日本語や日本人に馴染みのある街並みが特徴だという。
HP BladeSystem c-Classの採用理由としてココアは、高信頼性を支えるリモート監視機能を高く評価した。
「オンラインサービスにおいて安定したサービス提供実現は必須のものであり、緊急時に迅速なサーバ状態確認、ボトルネックの特定把握が重要なもの」と日本HPはコメント。HP BladeSystemは、統合管理モジュール(Onboard Administrator)によってリモートからのサーバ管理を比較的容易に実現する。
また、ネットワークの信頼性も不可欠なものとなるが、HP BladeSystem c-Classでは、複雑になりがちなネットワーク構成をシンプルにし、万が一のトラブル発生時にも全体に波及しない冗長構成技術を採用しているという。
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