コラム
» 2008年04月21日 17時02分 UPDATE

オジー氏のメッシュマッシュアップ (1/2)

Analysis:レイ・オジー氏のいうメッシュとはいったい何を意味するのだろうか?

[Joe Wilcox,eWEEK]
eWEEK

 Microsoftのチーフソフトウェアアーキテクト、レイ・オジー氏は4月17日、「Live Mesh」のコンセプトを再び宣伝した。このコンセプトは今週、具体的な形となって現れる。Live Meshに関してはWeb上で噂ばかりが先行しているが、Microsoftのアミット・ミタル氏は4月23日、O'Reilly主催の「Web 2.0」カンファレンスでこの技術を発表する予定だ。ちなみに、ミタル氏はLive Meshを担当するゼネラルマネジャーである。

 わたしがメーン州北部で生まれ育ったせいかもしれないが、Live Meshと聞くとライブベイトやライブワーム(訳注:釣りの生き餌)を連想してしまう。その実体については、さまざまな憶測が飛び交ってきた。オジー氏の言うメッシュとは、同期化に関する技術に違いないとわたしは予測してきた。

 オジー氏のコメントを読んで、わたしは辞書で定義を調べてみようと思った。驚くことに、メッシュにはコンピューティングに関連する定義も存在するではないか。いや、これは知らなかった。これらの定義は、Mac OS Xに組み込んだ辞書に載っていたものだ(わたしは最近、「Apple Watch」に記事を書いているため、主としてMacを使っている)。

 辞書によると、メッシュの2番目の定義は「網目状の組織」である。そして3番目に次のような定義が載っていた。

  「<コンピューティング用語>モデリングや解析を行うために幾何学的な形状を表現するのに用いられる有限要素群。<コンピューティング用語>個々のコンピュータあるいはプロセッサが、多次元格子などにおいてほかの複数のコンピュータあるいはプロセッサに接続されているコンピュータネットワーク」

 Microsoftのビル・ゲイツ会長と同様、オジー氏もオタクの中のオタクだ。オジー氏はメッシュという言葉をコンピューティング用語の定義と同じ意味で使っているのだろうか? 同氏が4月17日にMicrosoftのMVP(Most Valuable Professional)に述べたコメントは確かにそう示唆している。

 オジー氏はWebを「ハブ」と表現している。概念的に言えば、ソーシャルメッシュそしてデバイスメッシュのハブとみることもできる。つまり、基本的にWebがもたらした恩恵の1つは、シンプルかつ簡単な方法で人々を結び付けることが可能になったことである。

 さらにオジー氏はインターネットについても、例によって漠然とした思索的な論調で語っている――「人々を結び付ける既定の手段としてインターネットが存在することにより、ビジネスパートナーを結び付けるシステムや、協業プロジェクトで個人を結び付けるシステムを極めて容易に構築することができる」

 ソーシャルメッシュに関して、オジー氏は次のように述べている。

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