北陸先端大、次世代無線LAN規格で大規模ネットワークを構築シスコが納入

シスコシステムズは北陸先端大が同社の次世代無線LAN対応機器で大規模な学内ネットワークを構築したと発表した。

» 2008年05月22日 20時31分 公開
[ITmedia]

 シスコシステムズは5月22日、北陸先端科学技術大学院大学(JAIST、石川県能美市)が次世代の高速無線LAN規格の「IEEE802.11n Draft2.0」対応機器を中核に大規模ネットワークを構築したと発表。世界でも最大規模の事例になるという。

 JAISTでは、2007年3月からネットワーク構築に着手し、まず10Gbpsのバックボーン回線とシスコの無線LANコントローラ「Catalyst 6500+ WiSM」を接続し、スイッチの「Cisco Catalyst 3560 POE」を21台配置。その配下にアクセスポイントの「Aironet 1130」シリーズを141台接続した。

ネットワークの概要

 さらに、IEEE802.11n Draft2.0対応のアクセスポイント「Aironet 1250」シリーズを159台導入し、学内全域に高速無線LANに対応したネットワークを整備。JAISTのネットワークでは、すべてのアクセスポイントを集中管理でき、障害時の原因究明や復旧を容易にしたという。ゲスト向けのサービス設定も迅速にできるようにしている。

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