FOMAデータ通信カードにPC破損の恐れ、発売中止に7.2MbpsのHIGH-SPEEDモデル

NTTドコモは、FOMAデータ通信カード「FOMA OP2502 HIGH-SPEED」にPCを損壊させる恐れがあるとして発売計画を中止した。

» 2008年06月06日 18時41分 公開
[ITmedia]

 NTTドコモは6月6日、開発を進めていたFOMAデータ通信カード「FOMA OP2502 HIGH-SPEED」に、PCを破損させる恐れがあるとして発売計画を中止すると発表した。

 同製品は、データ通信速度が下り最大7.2MbpsのHSDPA方式による「FOMA HIGH-SPEED」に対応したExpress型データ通信カード端末。昨年10月に発表され、今年第1四半期以降の発売が計画されていた。

FOMA OP2502 HIGH-SPEED

 NTTドコモによれば、一部のPCに同端末を接続するとPC本体から抜けなくなったり、筐体の一部を破損したりする恐れがあるという。現在までに改良を進めてきたものの、すべてのPCで利用できる確証が得られないことから、発売中止を決定した。

過去のニュース一覧はこちら

関連キーワード

NTTドコモ | PCデータ定額 | FOMA | データ通信 | HSDPA


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ