NTTドコモは、FOMAデータ通信カード「FOMA OP2502 HIGH-SPEED」にPCを損壊させる恐れがあるとして発売計画を中止した。
NTTドコモは6月6日、開発を進めていたFOMAデータ通信カード「FOMA OP2502 HIGH-SPEED」に、PCを破損させる恐れがあるとして発売計画を中止すると発表した。
同製品は、データ通信速度が下り最大7.2MbpsのHSDPA方式による「FOMA HIGH-SPEED」に対応したExpress型データ通信カード端末。昨年10月に発表され、今年第1四半期以降の発売が計画されていた。
NTTドコモによれば、一部のPCに同端末を接続するとPC本体から抜けなくなったり、筐体の一部を破損したりする恐れがあるという。現在までに改良を進めてきたものの、すべてのPCで利用できる確証が得られないことから、発売中止を決定した。
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