ゆめみは、企業コンプライアンスとメールセキュリティ強化のため、Webメールの導入を検討し試験運用を開始している。
モバイルサイトの開発および制作会社のゆめみは、フィードパスが提供するSaaS型Webメール「feedpath Zebra」を試験導入した。フィードパスが6月17日に発表した。ゆめみは社内メールシステムのWebメールシステムへの切り替えを検討しており、少人数での部門導入でfeedpath Zebraを試験的に利用している。
ゆめみは、大手企業との取引の増加にともない、企業コンプライアンスの強化が課題となっている。また、顧客とのメールのやり取りで受け取った機密情報をノートPCに保管したままノートPCを社外に持ち出すことにセキュリティ上の問題を感じている。そこで、PCにメールを残さず、また社外のPCからも使えるということからWebメールへの切り替えを検討しているという。
現状ではfeedpath Zebraを含め2つのWebメールサービスを試験導入し、検討しているところ。ゆめみの経営企画室広報担当の原田恵氏は「テンプレートやメール差込機能が使えるといった従来の業務効率を変えずに、よりセキュリティを強化したWebメールサービスへの切り替えを検討している」と話している。
原田氏は「メールをフォルダに振り分けた後でのフォルダごとの文章テンプレート作成やキーワードの色分けなどの機能がfeedpath Zebraにはないため、フィードパスに業務効率を上げるために要請を出している」と話し、「年度内には全社で導入するWebメールシステムを決定する」としている。
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