連載
» 2008年08月12日 12時20分 UPDATE

UNIX処方箋:iノード数の変更方法

現場ですぐに役立つ知識を欲するあなたに贈る珠玉のTips集。今回は、iノードの変更方法と注意点について解説します。

[ITmedia]
80x80_1_solaris.jpg

Solaris 9を使用しているのですが、最近ファイル数が増加してきてiノードの残りが気になっています。iノードを増やすにはどのような方法がありますか?


80x80_2.jpg

iノード数を変更することは可能です。ただし、ファイルシステムを再構築する必要があるので、iノード変更前には必ず対象となるファイルシステムのバックアップを取りましょう。また、/や/varといったシステム領域は、OSが起動している状態では再構築できません。OSのCD/DVD-ROMからいったん起動させてから作業を行ってください。

iノードの変更方法と注意点

iノードを変更してファイルシステムの作成を行う場合は、次のようにオプションを指定しnewfsコマンドを実行します。

newfs -i <iノード密度> <対象となるrawデバイス>


 ただし、作成したいiノード数自体を直接指定することはできないので、「-i」オプションにて1つのiノード当たりのバイト数を指定する点に注意しましょう。iノード数は「ファイルシステムサイズ(バイト) ÷ iノード密度= iノード数」という計算式で決定されるため、iノードを増やしたい場合は「iノード密度」の値を小さくしていきます。以下に、オプション指定なしの場合のiノード密度標準値を示します。

ディスクサイズ 密度
1Gバイト未満 2048
2Gバイト未満 4096
3Gバイト未満 6144
3Gバイト〜1Tバイト 8192
1Tバイトより大きい。または「-T」オプションを使用して作成した場合 1048576

 注意点は、iノード数を増やすと、使用できるディスクサイズが減少することです。そのため、実際にnewfsで変更した後に、「df -o i」コマンドでiノード数を確認しながら調整しましょう。

関連キーワード

UNIX処方箋 | ファイルシステム | UNIX


Copyright© 2017 ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ピックアップコンテンツ

- PR -

注目のテーマ

マーケット解説

- PR -