コールセンターへの問い合わせやアンケート、インターネット上のブログなどから集めた顧客の声を分析できるシステムを野村総研が発売した。
野村総合研究所は9月1日、コールセンターへの問い合わせやアンケート、インターネット上のブログなどから集めた顧客の声を分析/活用できるテキストマイニングシステムの最新版を発売した。
発売したのは「TRUE TELLERテキストマイニング Ver.6.0」。同システムでは新たに、顧客の声を分析して、クレームの要因やニーズの変化、効果検証の分析を、短時間で実施できる機能を搭載した。
具体的には、対象となるデータの何割を上位のトピックが占めているかを視覚的に把握できる「パレート分析機能」を備えた。FAQ(よくある質問とその回答)の作成や施策実施の優先順位付けなどを検討しやすくなる。問い合わせの履歴やブログの書き込み内容に対し、時間帯や曜日などの属性を基に顧客の特徴を分析できる機能も搭載した。
価格は1ライセンス当たり600万円からとなる。
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