ソフトフロントはIP電話・IPTVのサービスプロバイダ向けに、音声・映像サービスの運用・監視ソリューションの提供を行うと発表した。
ソフトフロントは9月2日、IP網およびNGNで提供されるIP電話やIPTVなど、音声・映像を扱うサービスの運用を支援するソリューション「CUPUT(カプト)」の提供を開始すると発表した。
CUPUTの特徴は、各サービスの通信状況や品質を一元的に管理できることだという。ソフトフロントでは、従来のIP電話運用監視支援ソリューションと音声・映像データの解析・調査ソリューションを統合することで、サービスプロバイダの利便性を向上させるとしている。
また、CUPUTに含まれる各種ツールを利用することで、IP電話システムの負荷状況や音声品質の監視、障害検知・通知、障害原因調査などをリモートから行えるようになる。これにより運用管理の効率化が可能になるほか、監視・統計の自動化によるコストダウンや迅速な障害検知も期待できるとのことだ。
CUPUTではソフトウェアの開発支援機能も取り入れられている。NGN環境でのSIP呼制御に伴うシステム監視、障害の検知・通知やパケットの記録・保存など、一般的な運用管理機能を持っているため、運用管理ソフトウェアのNGN化をスムーズに行えるという。
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