Mac OS X 10.5とSafariの更新版がリリース多数の脆弱性を修正

AppleがMac OS X 10.5.7とSafari 3.2.3をリリースし、深刻な脆弱性に対処した。

» 2009年05月13日 09時28分 公開
[ITmedia]

 米Appleは5月12日、Mac OS XとSafariブラウザの最新版を公開し、多数の深刻なセキュリティ問題を解決した。

 「Mac OS X 10.5.7」では脆弱性やバグを修正し、安定性や互換性の向上を図った更新版となる。脆弱性は40項目以上あり、Apache、BIND、Flash Player、Kerberos、OpenSSL、PHPといったコンポーネントの更新版も盛り込まれている。Safariも最新版の3.2.3が組み込まれた。

 Safari 3.2.3はMac版とWindows版がリリースされている。脆弱性は3件あり、Mac OS X 10.5と10.4、Windows XPとVistaが影響を受ける。問題を悪用された場合、ユーザーが悪質なWebサイトや不正なフィードを閲覧すると、攻撃者に任意のコードを実行される恐れがある。

 併せてSafari 4のパブリックβもセキュリティアップデートが公開され、3.2.3で対処したのと同じ3件の脆弱性が修正された。

過去のセキュリティニュース一覧はこちら

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ