Firefox 3.0.11が公開、9件の脆弱性を解消

Firefox 3.0.11では、危険度の高いものを含む9件の脆弱性が修正された。

» 2009年06月12日 10時25分 公開
[ITmedia]

 複数の深刻な脆弱性を修正したFirefoxブラウザの更新版3.0.11が、6月11日付でリリースされた。Mozillaのセキュリティアドバイザリーでは、9件の脆弱性を修正したという。

 このうちの4件は、深刻度が4段階で最も高い「Critical」に分類されている。JavaScriptクロームの特権昇格問題、イベントリスナー利用にまつわる任意のコード実行の問題、NPObjectアクセスに関する競合状態の問題、メモリ破壊の形跡があるクラッシュ問題に対処した。

 また脆弱性の一部はThunderbirdとSeaMonkeyにも影響する。問題を修正したSeaMonkey 1.1.17とThunderbird 2.0.0.22も間もなくリリース予定とみられる。Firefox 3.0.11はWindows、Mac、Linux版が用意され、日本語版も公開されている。

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