ジュニパーネットワークスは、異なるシステム環境でもIDとアプリケーション単位でユーザーを自動的に保護するソリューションを発表した。
ジュニパーネットワークスは7月14日、企業向けセキュリティソリューション「分散型企業向けAdTMソリューション」を発表した。システム環境が拠点単位などで分散している場合でも、ユーザーなどの単位で自動的にセキュリティポリシーを適用させるという。
ソリューションは、アプリケーション高速化の「WXシリーズ」、ネットワークアクセス管理の「UAC 3.1」、リモートアクセス管理ソフト「SAシリーズ SSL VPNバージョン6.5」、IPS(侵入防御)技術、セキュリティ管理ツールの「STRM 2009.1」、ネットワークの管理分析ツール「NSM 2009.1」で構成される。
同ソリューションを導入することで、データセンターや地方拠点、パートナー企業といった異なるシステム環境でも、ユーザーIDや利用するアプリケーションの種類からユーザーを識別し、自動的に必要なセキュリティポリシーを適用させることができる。
同社では、クラウドコンピューティングなどを利用したリモートからアプリケーション利用において、セキュリティの強化とアプリケーション配信の最適化を支援すると説明している。
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