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» 2009年08月20日 15時38分 UPDATE

Linux開発は活動はさらに活発化、開発者は年10%増、1日約1万行が追加

Linux FoundationがLinuxカーネル開発に関する最新の調査結果を発表した。これによると、公開されているソフトウェアプロジェクトとしては非常に活性化している様子が分かる。

[末岡洋子,SourceForge.JP Magazine]
SourceForge.JP Magazine

 非営利団体Linux Foundationは米国時間の8月19日、Linuxカーネル開発に関する最新の調査結果を発表した。Linuxカーネル開発にかかわる開発者は1年4カ月で10%増加し、1時間に5.45件のパッチが承認されるなど、活動がさらに活発化していることが分かった。

 調査では、Linuxカーネル2.6.24から2.6.30までのカーネル開発の実態を調べた。2008年4月に同団体が発表した報告書の改訂版として、「Linux Kernel Development: How Fast is it Going, Who is doing it and Who is Sponsoring it?」というタイトルでLinux FoundationのWebサイトで公開されている。

 前回の調査から1年4カ月の間で、Linuxカーネルには270万行が加わった。平均すると1日に1万923行が加わり、5547行が削除されているという。これは、公開されているソフトウェアプロジェクトとしては最大規模とみられるそうだ。パッチは毎時間平均5.45件が承認されており、この比率は前回の調査から42%増加した。

 各バージョンの開発には、200以上の組織/団体に所属する約1000人の開発者が参加しており、2008年4月時と比べると個人開発者は10%増加した。貢献が最も多いのは個人開発者の18.2%で、70%以上を占める企業では、Red Hat、IBM、Novell、Intel、Oracleなどの比率が高かった。個人開発者は多くを占めるものの、作業は一部の個人開発者に集中しており、この4.5年の間、上位10位の開発者が改変作業の12%を行ったという。なお、リーナス・トーバルズ氏は今回、Gitレポジトリの履歴が多い個人開発者トップ30から漏れている。

 Linux Foundationでは、カーネル開発が活発化している背景として、ネットブック、車載システムなど新しい市場で需要が高まっていることを挙げている。

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