NEC、情報漏えいを防ぐプレゼンシステムを発売

NECとNECディスプレイソリューションズは、携帯電話とプロジェクターを組み合わせることで、重要データを社外に持ち出すことなくプレゼンテーションができるシステムを発売した。

» 2009年08月26日 16時19分 公開
[ITmedia]

 NECとNECディスプレイソリューションズは8月26日、携帯電話とプロジェクターを組み合わせることで、重要データを社外に持ち出すことなくプレゼンテーションができるシステムを発売した。

 同システムは、携帯電話向けのモバイル文書閲覧ソフト「InfoFrame DocumentSkipper Mobile」を利用して、社内のサーバからデータをネットワーク経由で携帯端末に一時的に保存し、対応プロジェクターの「NP62J」もしくは「NP52J」で投影する仕組みとなる。

NP52J

 InfoFrame DocumentSkipper Mobileは、社内に保管された文書データを閲覧、検索できるもので、ソフトを終了するとデータが消去され、情報漏えいを防ぐことができる。投影する際に必要なデータのフォーマット変換はソフトが自動的に行うため、ユーザーは必要なデータを呼び出すだけで容易にプレゼンテーションができるのが特徴となっている。

 価格は、コンテンツ変換・登録・配信用サーバとInfoFrame DocumentSkipper Mobile、NP52J10台などの構成の場合で500万円から(構築費や端末費は別途)。2社では今後3年間に30社への販売を見込む。

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