IPA、Operaに存在するセキュリティ問題で注意喚起

サードパーティのCookieの取り扱いに問題が存在すると、IPAが注意を呼び掛けている。

» 2009年09月17日 17時19分 公開
[ITmedia]

 情報処理推進機構(IPA)セキュリティセンターは9月17日、WebブラウザのOperaにセキュリティ上の問題が存在するとして注意を呼び掛けた。最新版の利用を勧めている。

 IPAによると、この問題はサードパーティのCookieの取り扱いに起因するもので、デフォルトでは無効になっているOperaのCookie設定を、「アクセスしているサイトからのCookieのみ許可する」に変更している場合に発生する。

 この問題を悪用された場合、リモートからユーザーのアクセス履歴を追跡される可能性があるという。IPAはOpera Softwareが9月1日に公開した最新版「Opera 10」を利用するようアドバイスしている。

企業向け情報サイト「ITmedia エンタープライズ」へ

過去のセキュリティニュース一覧はこちら

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ